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「楽天銀行って実際どうなの?」「メインバンクにして大丈夫?」——こういう不安、口座開設前にめちゃくちゃ感じるよね。
わたしも最初は「ネット銀行って窓口ないし、なんか怖い」と思って1年くらい迷った側の人間だった。でも実際に使い始めてみたら、想像以上に便利な部分と「ここは正直イマイチだな」って部分の両方がはっきり見えてきたんだよね。
この記事では、楽天銀行のメリット・デメリットを具体的な数字つきで整理して、他のネット銀行やメガバンクとも比較しながら、「自分に合うかどうか」を判断できるようにまとめていく。
※本記事の情報は2026年7月11日時点のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
この記事でわかること
- 楽天銀行の7つのメリットと具体的な数値(金利・手数料無料回数など)
- 正直に伝える5つのデメリットと対処法
- 住信SBIネット銀行・PayPay銀行・メガバンクとの比較表
- 楽天経済圏に入っていなくても恩恵があるのかどうか
- 向いている人・向いていない人の判断基準
- 口座開設手順とお得に始めるコツ
楽天銀行の7つのメリット|金利・手数料・ポイント還元の強み
結論から言うと、楽天銀行の最大の強みは「楽天証券との連携(マネーブリッジ)による金利優遇」と「楽天ポイントの貯まりやすさ」の2つに集約される。それ以外にも地味に嬉しいメリットが複数あるので、順番に見ていこう。
メリット①:マネーブリッジで普通預金金利が最大年0.18%
楽天証券と口座を連携するだけで、普通預金の金利が大幅にアップする。2026年7月時点で確認したところ、残高300万円以下の部分は年0.18%(税引前)、300万円超の部分は年0.12%となっている。
メガバンクの普通預金金利が年0.10%程度(2026年時点)であることを考えると、300万円以下の部分に関しては約1.8倍。100万円を1年間預けた場合、メガバンクなら約1,000円の利息に対して、楽天銀行(マネーブリッジ適用)なら約1,800円になる計算だ。
「たった800円の差じゃん」と思うかもしれないけど、何もしなくてもらえるお金が増えるって、ズボラ勢にとっては最高の仕組みなんだよね。
メリット②:ハッピープログラムでATM手数料・振込手数料が無料に
楽天銀行には「ハッピープログラム」という会員ステージ制度があって、残高や取引件数に応じてATM手数料と他行振込手数料が無料になる回数が変わる。
| ステージ | 条件(残高 or 取引件数) | ATM手数料無料回数/月 | 他行振込手数料無料回数/月 |
|---|---|---|---|
| ベーシック | エントリーのみ | 0回 | 0回 |
| アドバンスト | 残高10万円以上 or 5件以上 | 1回 | 1回 |
| プレミアム | 残高50万円以上 or 10件以上 | 2回 | 2回 |
| VIP | 残高100万円以上 or 20件以上 | 5回 | 3回 |
| スーパーVIP | 残高300万円以上 or 30件以上 | 7回 | 3回 |
わたしが口座開設してわかったのは、「残高50万円以上」のプレミアムステージが一番コスパがいいということ。普通に生活費を入れておくだけで到達できるし、月2回のATM無料・月2回の振込無料があれば日常生活で困ることはほぼない。
メリット③:楽天ポイントが貯まる・使える
給与受取で毎月1〜3ポイント、口座振替(引き落とし)で1件あたり1〜3ポイントなど、銀行取引でじわじわ楽天ポイントが貯まっていく。派手な金額ではないけど、年間で数百〜千ポイント程度は自然に積み上がる。
振込手数料の支払いにも楽天ポイントが使えるので、「ポイントが余っているけど使い道がない」という状況が起きにくいのも地味にありがたい。
メリット④:楽天カード引き落とし口座にするとSPU+0.5倍
楽天カードの引き落とし先を楽天銀行に設定すると、楽天市場でのポイント倍率が+0.5倍になる(2026年7月時点)。楽天市場で月3万円買い物するなら、それだけで年間1,800ポイントの上乗せになる計算だ。
メリット⑤:口座開設がスマホだけで完結する
本人確認書類をスマホで撮影して送信するだけで、最短翌営業日には口座開設が完了する。わたしが実際に申し込んだときは、日曜の夜に申込→火曜に口座開設完了のメールが届いた。銀行の窓口に並ぶ必要がないのは、面倒くさがりにとっては本当にありがたい。
メリット⑥:1,500万口座を突破した実績
楽天銀行は2024年時点で口座数1,500万口座を超えており、ネット銀行としては国内最大級の規模を持つ。口座数が多いこと自体が直接的なメリットではないけど、「大量のユーザーが使い続けている=致命的な問題が少ない」という一つの安心材料にはなると思う。
メリット⑦:楽天証券との資金移動がリアルタイム
マネーブリッジを設定しておくと、楽天証券で投資信託や株を買いたいときに、楽天銀行から自動で資金が移動する(自動入出金/スイープ機能)。いちいち振込する手間がゼロになる。投資をこれから始めたい人には、この連携がかなり便利なんだよね。
楽天銀行の5つのデメリット|口座開設前に知っておくべき注意点
メリットだけ並べても判断材料にならないので、わたしが実際に使っていて「ここは正直イマイチだな」と感じた点を包み隠さず書いていく。
デメリット①:実店舗・対面窓口がない
これはネット銀行全般に言えることだけど、楽天銀行には対面で相談できる店舗が存在しない。住宅ローンの相談や相続手続きなど、複雑な手続きをすべて電話・チャット・書類郵送で進める必要がある。
個人的には日常使いで困ったことはないけど、正直なところ「大きな金額の取引や複雑な手続きのときは、対面で話せる銀行があると安心感が違うな」と感じる場面はあった。
デメリット②:ATM手数料が完全無料ではない
ハッピープログラムのステージが低いと、ATM手数料が1回220円〜275円かかる。特にベーシックステージだと無料回数がゼロなので、コンビニATMを月に3回使うだけで年間7,920円〜9,900円の出費になる。
これが想定外だった人は多いと思う。「ネット銀行=ATM手数料無料」というイメージで口座を開設すると、痛い目を見ることがあるんだよね。
対処法としては、口座に最低50万円以上を入れておいてプレミアムステージ以上を維持するか、メインバンクとしてではなく貯蓄用口座として使うかのどちらか。
デメリット③:楽天経済圏の「改悪リスク」がつきまとう
楽天グループは過去にSPUの倍率引き下げや、マネーブリッジの金利条件変更(300万円超の部分の金利引き下げ)など、制度変更を複数回行っている。今後も改悪される可能性はゼロではない。
わたし自身も2023年のSPU改定で「あ、またか」と思った記憶がある。楽天銀行だけに依存するのではなく、住信SBIネット銀行やメガバンクの口座を併用しておくのが無難だと感じている。
デメリット④:ログイン画面のUI・アプリの使い勝手が微妙
ここが不便だったポイントなんだけど、楽天銀行のアプリは機能は充実しているものの、デザインが少しごちゃごちゃしている印象がある。住信SBIネット銀行のアプリと比べると、直感的に操作しにくいと感じる人もいるかもしれない。
特にログイン時にユーザーIDとパスワードの入力が必要で、生体認証に対応しているものの、セッションの切れる頻度が気になることがあった。
デメリット⑤:デビットカードの不正利用補償に上限がある
楽天銀行デビットカード(JCB)の不正利用補償は、1口座あたり年間100万円が上限(2026年7月時点)。クレジットカードと比べると補償額が限定的なので、高額な買い物にデビットカードを使うのはちょっとリスクがある。
他のネット銀行・メガバンクとの比較で見える楽天銀行の立ち位置
楽天銀行だけを見ていても判断しにくいので、主要な競合と並べて比較してみる。2026年7月11日に各公式サイトで確認した数値をもとにまとめた。
| 項目 | 楽天銀行 | 住信SBIネット銀行 | PayPay銀行 | 三菱UFJ銀行 |
|---|---|---|---|---|
| 普通預金金利(通常) | 年0.04% | 年0.03% | 年0.03% | 年0.10% |
| 普通預金金利(証券連携時) | 年0.18%(300万以下) | 年0.11% | — | — |
| ATM手数料無料回数/月 | 最大7回 | 最大20回 | 最大1回 | 条件により3回 |
| 他行振込手数料無料回数/月 | 最大3回 | 最大20回 | 最大5回 | 条件により3回 |
| コンビニATM対応 | セブン・ローソン・ファミマ等 | セブン・ローソン・ファミマ等 | セブン・ローソン・ファミマ等 | セブン・ローソン・ファミマ等 |
| 口座開設数 | 1,500万口座以上 | 700万口座以上 | 900万口座以上 | 約4,000万口座 |
| スマホ完結の口座開設 | ○ | ○ | ○ | ○ |
公式サイトでは見つけにくい「実際に使い比べて気づいた違い」
わたしは楽天銀行と住信SBIネット銀行の両方を2年以上使っているんだけど、比較表では見えない違いがいくつかある。
ATM手数料の無料回数の「到達しやすさ」が全然違う。 住信SBIネット銀行はスマプロランクという制度で、外貨預金やSBI証券との連携など複数の条件を組み合わせると最大20回まで無料になる。一方、楽天銀行は最大7回で、しかもスーパーVIP(残高300万円以上)が必要。正直なところ、ATM利用が多い人は住信SBIネット銀行のほうが有利だと思う。
ただし、楽天ポイントを日常的に使う人にとっては楽天銀行の恩恵が圧倒的に大きい。 SPU+0.5倍、楽天カード引き落とし、楽天証券との連携——これら全部を合わせると、年間で数千〜1万ポイント以上の差が出てくるケースもある。
つまり、ATM手数料・振込手数料の無料回数だけ見れば住信SBIネット銀行が強い。でも楽天経済圏を少しでも使っているなら、トータルのコスパでは楽天銀行が逆転する——これがわたしの結論。
公式情報は楽天銀行公式サイトと住信SBIネット銀行公式サイトで確認できる。
楽天銀行が向いている人・向いていない人の特徴
ここまでの内容を踏まえて、楽天銀行が合う人・合わない人を整理してみる。
向いている人
- 楽天カード・楽天市場・楽天証券のいずれかを使っている人
- ATM利用は月2〜3回程度で十分な人
- 普通預金に50万〜300万円程度を置いておける人
- 投資(NISA・投資信託など)を楽天証券で始めたい人
- ポイント還元でトータルの生活コストを下げたい人
向いていない人
- 楽天サービスをほとんど使っていない(今後も使う予定がない)人
- ATMを月5回以上頻繁に利用する人
- 対面で銀行員に相談したい場面が多い人
- 住宅ローンなど大型融資を検討中で、対面サポートを重視する人
- 制度変更(改悪)リスクに敏感で、長期安定を最優先する人
「こういう人には向かない」って明確に書いているサイトって意外と少ないんだけど、向いていない人が無理に使っても不満が溜まるだけだから、正直に書いたほうがいいと思ってる。
匿名の体験談:楽天経済圏ゼロから始めたケース
Tさん(28歳、会社員)は、楽天サービスをほとんど使っていない状態で「金利が高いから」という理由だけで楽天銀行を開設した。最初の3ヶ月はハッピープログラムのベーシックステージのまま、ATM手数料を毎月660円(3回×220円)払い続けてしまった。
3ヶ月で約2,000円の手数料を払ったところで「これ、メガバンクのほうがマシだったのでは?」と気づいたTさん。そこで楽天カードを作り、給与受取口座を楽天銀行に変更し、残高を50万円以上キープするようにした。すると翌月からプレミアムステージに上がり、ATM手数料が月2回無料に。さらにSPU+0.5倍の恩恵で、楽天市場での買い物ポイントが年間約3,600ポイント増えた。
Tさんの教訓は「楽天銀行は単体で使うと微妙。楽天カードとセットで使って初めてお得になる」ということ。学ばなくていい、楽すればいい——ただし、最低限の初期設定だけはサボらないほうがいい。
楽天銀行の口座開設手順とお得に始めるためのコツ
実際の手続きの流れを、わたしが最初につまずいたポイントも含めて書いていく。
口座開設の手順(スマホの場合)
- 楽天銀行公式サイトにアクセスし、「口座開設」ボタンをタップ
- 楽天IDでログイン(持っていなければ新規作成)
- 氏名・住所・生年月日などの個人情報を入力
- 本人確認書類(運転免許証 or マイナンバーカード)をスマホのカメラで撮影して送信
- 「本人確認方法の選択」画面で「アプリでかんたん本人確認」を選ぶ(郵送より圧倒的に早い)
- 審査完了後、初期設定用の書類が届くのでログインして暗証番号を設定
- ハッピープログラムにエントリー(これを忘れると無料回数が0回のまま!)
ここが盲点だったんだけど、手順7のハッピープログラムのエントリーは口座開設後に自分でやらないといけない。自動適用ではないので、口座を開設した直後に楽天銀行のマイページから「ハッピープログラムに申し込む」を忘れずにタップしよう。わたしは2週間くらい気づかなくて、その間のATM利用で無駄に手数料を払ってしまった。
お得に始めるための3つのコツ
コツ1:楽天証券も同時に開設してマネーブリッジを設定する。 普通預金金利が年0.18%(300万円以下)になるし、投資をしなくても設定だけで金利優遇が受けられる。
コツ2:給与受取口座に設定する。 ハッピープログラムで毎月ポイントがもらえるうえ、残高が自然に貯まるのでステージ維持も楽になる。
コツ3:楽天カードの引き落とし先にする。 SPU+0.5倍の恩恵がある。楽天カードをまだ持っていないなら、口座開設と同時に申し込むと効率的。
楽天証券の口座開設については証券口座の比較記事も参考になると思う。
よくある質問
Q. 楽天銀行はメインバンクとして使える?
A. 使える。わたし自身メインバンクとして3年以上利用しているけど、給与受取・カード引き落とし・家賃振込など、日常的な銀行取引は問題なくこなせる。ただし住宅ローンの審査や対面相談が必要な場面では、メガバンクの口座を別に持っておくと安心。実際に使ってみると思ったより普通の銀行と変わらない感覚で使えるんだよね。
Q. 楽天サービスをほとんど使っていなくてもメリットはある?
A. 正直なところ、楽天サービスをまったく使わないなら住信SBIネット銀行のほうがATM・振込の無料回数で有利だと感じる。ただ、楽天カード1枚だけでも作れば、SPU+0.5倍とハッピープログラムの恩恵が受けられるので、最低限の楽天連携は検討したほうがいい。楽天サービスゼロの状態だと楽天銀行のメリットは半減すると思って間違いない。
Q. セキュリティは大丈夫?不正利用が心配なんだけど
A. 楽天銀行はワンタイム認証(メールまたはアプリ)、合言葉認証、IP制限など複数のセキュリティ対策を導入している。金融庁の登録を受けた正規の銀行であり、預金保険制度(1,000万円まで+その利息が保護対象)の対象でもある。ネット銀行だから危険ということはなく、メガバンクと同等の法的保護を受けられる。
Q. 楽天銀行の金利や手数料は今後改悪される可能性がある?
A. 可能性はある。過去にもマネーブリッジの金利条件は変更されている(300万円超の部分の金利が引き下げられた)。これは楽天銀行に限らず、どの銀行でも起こりうる話。対策としては、楽天銀行だけに全資産を集中させず、他行と分散しておくのが現実的だと思う。
Q. 楽天銀行から他行への振込手数料はいくら?
A. ハッピープログラムの無料回数を超えた場合、他行宛ての振込手数料は1件あたり145円(2026年7月時点)。楽天銀行同士の振込は無料。無料回数内であればコストゼロなので、まずは自分のステージで何回無料になるかを確認するのが大事。
Q. 楽天銀行の口座を解約するのは簡単?
A. 解約はカスタマーセンターへの電話、または書面郵送で手続きする。アプリやWeb上だけでは完結しないのがやや面倒。残高がある場合は事前に全額出金する必要がある。解約手続き自体は無料で、ペナルティも発生しない。
リスクと注意点
楽天銀行は預金商品が中心なので投資商品のような元本割れリスクはないが、以下の点は認識しておいたほうがいい。
- 預金保険の上限: 1金融機関あたり元本1,000万円とその利息まで。楽天銀行に1,000万円超を預ける場合は、他行との分散を検討すること
- 制度変更リスク: 金利・手数料・ポイント還元の条件は変更される可能性がある。楽天グループの業績や市場環境によって改定されることは過去にもあった
- システム障害リスク: ネット銀行はシステム障害時にATM・振込が一時的に利用できなくなる可能性がある。緊急時に備えて、別の銀行口座に生活費1ヶ月分程度は確保しておくのが安心
楽天証券と連携して投資を行う場合は、投資は元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任において行ってください。
投資の基本的な考え方については投資戦略の基本もあわせて読んでみてほしい。
まとめ
楽天銀行のメリット・デメリットを改めて整理すると、こうなる。
- 最大のメリットはマネーブリッジによる普通預金金利年0.18%(300万円以下)と楽天ポイント連携。楽天経済圏を少しでも使っている人にはコスパが高い
- 最大のデメリットはATM手数料の無料回数が条件付きなこと。ステージが低いとかえってコストがかかる
- 住信SBIネット銀行と比べると、ATM・振込の無料回数では劣る。一方でポイント還元を含めたトータルコスパでは楽天銀行が上回るケースが多い
- 楽天サービスをまったく使わない人には正直メリットが薄い。最低でも楽天カードとの連携は推奨
- 口座開設後のハッピープログラムへのエントリーを忘れないこと。これを怠ると無料回数ゼロで手数料がかかり続ける
わたしが3年使ってきた率直な感想としては、「楽天カード+楽天銀行+楽天証券の3点セットで使うと非常に快適。単体で使うと微妙」ということに尽きる。口座開設自体は無料でリスクもないから、まずは試してみて合わなければ解約する、くらいの気軽さで始めてOKだと思うよ。
この記事を書いた人
楽生き編集部|2020年から個人投資を続けており、楽天証券・SBI証券・松井証券を実際に利用した経験をもとに情報を発信しています。NISA・iDeCo を活用した長期投資をテーマに、初心者が実際につまずく点を重点的に解説しています。


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