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はじめに
高配当株投資は、配当金という安定収入を得られるのが魅力。
国内企業のなかにも、比較的安定した配当を出し続ける銘柄が数多く存在します。
本記事では、高配当株の基本的な選び方や特徴を踏まえたうえで、具体的な国内銘柄5選をピックアップしました。ぜひご自身の投資判断の参考にしてみてください。
免責事項: 本記事は特定銘柄の推奨を目的とするものではありません。投資はあくまでも自己責任で行ってください。各銘柄の業績や配当方針は変動しますので、最新情報をご確認ください。
1. 高配当株の基本選び方
- 配当利回りだけに惑わされない
- 異常に高い利回りの銘柄は、業績悪化や一時的要因が隠れている場合がある。
- 直近の配当実績や財務状況を確認し、安定感も考慮しておく。
- 配当性向や財務体質をチェック
- 配当性向(企業の利益のうち、どの程度を配当に回しているか)を確認。あまりにも高すぎる配当性向は、減配リスクが高い。
- 自己資本比率やキャッシュフローも確認し、無理なく配当を出せる企業か見極めよう。
- 複数銘柄に分散投資
- 高配当株投資でも1社に集中せず、業種やセクターを分散するのが基本。
- 国内だけでなく、海外高配当株や投資信託と組み合わせるのも一案。
2. 注目銘柄5選:国内高配当株
注意: 以下の銘柄はあくまで例示です。実際の投資にあたっては、最新の株価や業績、配当方針などを必ずご確認ください。
(1) 三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)
- 業種: 銀行業
- 特徴: 日本を代表するメガバンクの一角。海外事業も積極的に拡大し、安定配当を続ける傾向。金融政策や金利動向の影響を受けやすい。
- 配当利回り(例): 約4%前後(時期により変動)
(2) 日本たばこ産業 (2914)
- 業種: 食品・タバコ
- 特徴: 国内だけでなく、海外のタバコ事業も保有。タバコ消費の縮小リスクはあるものの、高い配当利回りを維持している。
- 配当利回り(例): 6%前後と比較的高め。減配リスクに留意。
(3) 伊藤忠商事 (8001)
- 業種: 総合商社
- 特徴: 総合商社は資源価格や世界景気の影響を受けやすいが、伊藤忠は非資源分野にも強みを持ち、堅調な業績が目立つ。
- 配当利回り(例): 3〜4%台。国内商社株は配当性向を高める動きが続く。
(4) KDDI (9433)
- 業種: 通信
- 特徴: auブランドで有名。通信インフラは景気変動に比較的強い分野。ユーザー基盤が安定しており、安定的な配当を出す傾向。
- 配当利回り(例): 3〜4%前後。長期保有に向いた銘柄の一つ。
(5) オリックス (8591)
- 業種: 総合リース・金融
- 特徴: リースや不動産、エネルギー事業など多角的に展開。株主優待(カタログギフト)が人気で、配当も比較的高め。
- 配当利回り(例): 3〜4%前後。事業多角化で安定収益を狙う企業。
3. 国内高配当株を選ぶ際のポイント
- 業種・セクター分散
- 銀行業、通信、商社、リース、タバコなど、業種によってリスク要因が異なる。
- 国内高配当だけでなく、米国高配当株やインデックス投資と組み合わせることで安定性が増す。
- 減配リスクの見極め
- 高配当であっても、業績が急落すれば減配や無配の可能性がある。
- 過去5〜10年の配当実績や業績推移をチェックし、今後の成長余地を見極めよう。
- 配当以外の収益源も検討
- 株主優待が充実している企業もある一方で、優待コストが業績を圧迫するケースも。
- 配当+優待の総合利回りを計算してみるのもおすすめ。
4. 投資スタイルに合わせた活用法
- 長期保有で配当金再投資
- 受け取った配当を再び同銘柄に投資したり、他の高配当銘柄や投資信託に回すなど、複利効果を高める。
- 新NISA口座の活用
- 2024年から始まる新NISA(積立投資枠・成長投資枠)でも、一定の条件を満たせば国内株に投資可能。
- 非課税枠を使うことで、配当の税引き後利回りを大幅にアップできる可能性あり。
5. まとめ
国内高配当株は、安定したインカムゲイン(配当収入)を得やすく、セミリタイアや資産形成を目指す投資家から人気を集めています。
しかし、単に配当利回りが高いからといって飛びつくと、業績悪化や減配リスクに直面することもあるため、企業の安定性や財務体質、配当方針をしっかり調べることが重要です。
- 配当利回りだけに頼らず、業種分散を意識する
- 再投資で複利を狙うか、配当金を生活費に回すか目的を明確にする
- 新NISAの非課税枠を上手に使えば、より効率的に配当収入を増やせる
銘柄選定では、今回紹介した企業以外にも有望な高配当株は多数あります。ぜひ、ご自身のリスク許容度や投資スタイルに合った銘柄をじっくりリサーチしてみてください。
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