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「投資を始めたいけど、専門用語が多くてよくわからない…」そんな方は多いですよね。
そこで今回は、投資初心者が最初に覚えておきたい基礎用語10選をわかりやすく解説します。
難しい言葉も、いざ理解してみると「そういう意味だったのか!」とスッキリすること間違いなし。
最初に基礎を押さえておくと、後々の運用や情報収集がグッと楽になるので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 投資信託(ファンド)
- インデックス(指数)
- ETF(上場投資信託)
- NISA(少額投資非課税制度)
- 配当金(Dividend)
- ドルコスト平均法
- リスクとリターン
- 分散投資
- レバレッジ
- iDeCo(個人型確定拠出年金)
1. 投資信託(ファンド)
投資信託とは?
- 投資家から集めたお金を一つの大きな資金として、運用のプロ(運用会社)が株式や債券などに分散投資する商品。
- 自分で企業を選ぶ手間が省け、少額から始められるため初心者にも人気。
どうして初心者向き?
- 少ない資金で大きなマーケットに参加できる。
- プロが運用するので、知識が少なくてもはじめやすい。
- 毎月100円~1,000円などの小額積立が可能な証券会社も多い。
注意点
- 手数料がかかる(購入時・運用時・解約時など)。
- 元本保証はなく、運用実績によっては 損をする可能性 もある。
2. インデックス(指数)
インデックスとは?
- 「市場の動きを表す指標」のこと。
- 例:S&P500(アメリカの代表的な500銘柄で構成)、日経平均株価(日本の主要225銘柄の平均)など。
インデックス投資のメリット
- 市場全体の成長を享受できる。
- 銘柄選びの手間が少なく、比較的リスク分散がしやすい。
代表的なインデックス
- S&P500、全世界株(MSCI ACWIなど)、TOPIX(日経平均) など。
3. ETF(上場投資信託)
ETFとは?
- Exchange Traded Fundの略。
- 証券取引所に上場している投資信託で、株式と同じようにリアルタイムで売買できる。
特徴
- 通常の投資信託より運用コスト(信託報酬)が低めに設定されていることが多い。
- 「株のように売買ができる+投資信託の分散効果」を合わせ持つ。
注意点
- 少額積立に対応していない場合がある(証券会社による)。
- 取引手数料が発生することがある。
4. NISA(少額投資非課税制度)
NISAとは?
- Nippon Individual Savings Accountの略で、投資で得られる利益が一定額まで非課税になる制度。
- 積立NISAや一般NISAなど種類がある。
どうしてお得?
- 通常、株式や投資信託の運用益には約20%の税金がかかるが、NISA口座ならその税金がかからない(または軽減)。
- 毎年の非課税枠内で投資した分の利益が非課税となる。
使い方の注意
- 非課税枠や期間は制度によって異なる。
- 一度売却してしまうと非課税枠が復活しない場合があるため、長期投資向き。
5. 配当金(Dividend)
配当金とは?
- 企業が利益の一部を株主に分配するお金。
- 「配当利回り」は、投資額に対して配当がどのくらいの割合かを示すもの。
メリット
- 企業が利益を出し続ければ、安定的な不労所得を得やすい。
- 高配当株を上手に組み合わせると、株価の値上がり以外に配当収入も狙える。
デメリット
- 成長企業ほど配当よりも内部留保や研究開発に回すことが多く、配当利回りが低めの場合も。
- 業績悪化で配当金が減配・無配になるリスクもある。
6. ドルコスト平均法
ドルコスト平均法とは?
- 定期的に同じ金額を積み立てていく投資手法。
- 株価が高いときは少ない口数を購入し、株価が安いときは多い口数を購入するため、買い付け平均価格を平準化できる。
メリット
- 購入のタイミングを分散し、リスクを低減しやすい。
- 相場が上下しても、長期的に見ると安定したリターンが期待できる。
デメリット
- 相場がずっと右肩上がりの場合は、一括投資のほうがリターンが高い場合もある。
- 常に決まった金額を投資し続けるため、下落相場での買い増し判断が難しい。
7. リスクとリターン
リスクとは?
- 投資における「リスク」は「不確実性」という意味。
- 元本割れや価格変動、景気の影響などを指す。
リターンとは?
- 投資によって得られる利益のこと。
- リスクが高い投資商品ほど、期待リターンも高くなる傾向がある(ハイリスク・ハイリターン)。
投資商品を選ぶコツ
- 自分のリスク許容度を踏まえて、商品を選択する。
- リスクを下げたい場合は分散投資が効果的。
8. 分散投資
分散投資とは?
- 資金を**複数の国・地域・資産クラス(株式、債券、REITなど)**に分けて投資する手法。
- 一つの銘柄や国に依存しないため、大きな損失を回避しやすい。
メリット
- 価格変動のリスクを軽減できる。
- どこかが下がっても、ほかで補える可能性がある。
デメリット
- リターンが分散されるので、大きな爆発的利益は狙いにくい場合もある。
9. レバレッジ
レバレッジとは?
- もともとは「てこの原理」という意味。
- 投資の世界では、借入金などを使って自己資金以上の取引を行うことを指す。
- 例:FXのレバレッジ取引、CFD取引など。
メリット
- 小さな資金で大きな取引ができ、成功すれば高いリターンが得られる。
デメリット
- 相場が逆に動くと、損失も拡大してしまう。
- 元本以上の損失が発生する可能性もあるため、初心者は慎重に扱う必要がある。
10. iDeCo(個人型確定拠出年金)
iDeCoとは?
- Individual-type Defined Contribution pension planの略。
- 自分で毎月掛金を出し、将来の年金を積み立てる制度。
- 掛金や運用益、受け取り時など、多くの税制優遇がある。
メリット
- 掛金は全額所得控除となり、大きな節税につながる。
- 自分で運用商品(投資信託など)を選べる。
デメリット
- 60歳まで原則引き出せないため、流動性が低い。
- 運用コスト(信託報酬)や口座管理費用などを確認しておく必要がある。
まとめ:まずは基礎用語をしっかり理解しよう
投資初心者にとって、**最初のハードルは「言葉の意味がわからない」**という点が大きいですよね。
ですが、今回ご紹介した10個の用語を理解できるだけでも、かなり投資の全体像が見えてくるはずです。
- 投資信託(ファンド)
- インデックス(指数)
- ETF(上場投資信託)
- NISA
- 配当金
- ドルコスト平均法
- リスクとリターン
- 分散投資
- レバレッジ
- iDeCo
これらを知っていれば、投資関連のニュースや記事を読むときに理解がぐっと深まるはずです。
まずは少額でもいいので、NISAやiDeCoを活用しながら投資信託やETFを試してみるのがおすすめ。
「やってみる」「学んでみる」「少しずつ改善する」を繰り返していくことで、少しずつ知識と経験が積み上がっていきます。
ポイント
- まずは難しい専門用語よりも、今回の「基礎用語10選」を頭に入れる。
- 自分に合った投資方法(インデックス投資、高配当株投資など)を少しずつ学ぶ。
- 毎月の積立を習慣化し、長期的に資産形成を目指す。
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